2006年度事業報告


 平成18年度の活動は、設立当初の衛星とインターネットで大学や研究機関等で制作したコンテンツを世界に配信し、教育を通じて世界に貢献するという事業を中心とした定款から、「教育・文化の国際化促進のための研究開発」や「教育・文化の国際交流」活動を中心とした定款に変更し、文化や教育の国際化に関する調査・研究、並びにこれら事業への援助などに取り組んだ。
 
主な事業活動
@中央アジアシルクロード文化の紹介
平成18年5月31日(水)から6月5日(月)まで(6日間)栃木県宇都宮市の福田屋百貨店で「中央アジアシルクロード文化展」をグレートシルクロード展実行委員会に協力し開催した。これはカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン各共和国およびイランイスラム共和国の生活や文化を紹介するとともに、これらの地域を中心とした世界文化遺産の保護をテーマとしたもので、会場でのチャリティー金等は世界遺産保護のための義捐金とした。
また、平成18年12月5日(火)から9日(土)まで石川県小松市で、平成19年2月4日(日)・5日(月)は大阪市で、華やかな伝統を今に伝える豪華で精緻な絹絨毯を中心に200余点で構成した展示会「華麗なるペルシア絨毯の世界展」を主催した。中でもイラン最後の王、パフラヴイー朝第2代モハンマド=レザー・シャーが愛用していた大絨毯や近代カーシャーン絨毯の礎を築いたといわれる伝説の名匠ヘクマトネジャード作のメダリオン絨毯や調度品のなど絨毯工芸史上高く評価された作品の出展が注目された。
小松市では西村 徹小松市長も来場し挨拶した。また、会場内には当NPOの活動状況紹介パネルとチャリティー募金箱が置かれ、両会場で約20万円の募金がNPOに寄せられた。

Aインドネシア沖地震津波被災児童の教育支援
会員である千葉大学吉田雅巳教授が中心に進めるタイ、インドネシアなど津波被害生徒の教育支援事業に協力した。実績は残せなかったが、これら被災生徒を収容したタイ・バンコクのモスリム学校で日本語教育に携わるボランティアを募集するに当たり、当NPO会員始め多くの団体や個人に呼びかけた。この中で既にタイやラオスで活躍中の志を同じくする方々を知り得たのは当NPOにとっても貴重な財産となった。

B猪俣重喜先生・西丸式人先生同行 バスでゆく会津高原 写真とスケッチ実践講座
平成18年8月20日(日)〜22日(火)の日程で、福島県南会津に出向きNHK文化センター講師野指導のもとカメラとスケッチの野外講座を実施した。参加者は18人であったが、天候に恵まれ楽しい講座になった。
なお、旅行主催は日放ツーリスト、協力はロイヤルリゾート。

C教育・文化の海外貢献事業への相談、助言を中心とした支援事業
ホームページ等を通じて当NPOを知った芸術家からタイでの展覧会開催についての協力依頼や大学で国際協力を勉強したいという高校生の進路相談など様々な相談が寄せられ、それぞれ相談に応じたたほか、「中国・人材育成事業」についても助言を求める中国関係者があったが、事業には結実しなかった。

D定款変更と事務局体制
平成18年5月の総会決議に基づき7月には定款変更手続きを東京都に提出したが、東京都知事へのNPO法人設立等の認証申請は毎年約1千件を超え、審査に時間が掛かり、また補正資料の提出等を経て12月5日付けで正式に都知事の「認証書」を受け取った。

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